ビジネスを加速せよ

この激しい競争時代を勝ち抜くには己を知ること、管理できること

KPIツールの決定版KPI Master2

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三種の神器を使いこなせ

業績アップの三種の神器KPIシート、業務フロー、アクションリストを使いこなすこと

改善サイクルと実行力が勝負を決める

今日他社よりも早く改善をできるかが明日の勝負を決める

情報は共有されているか

いくら苦労をしてアップデートしているKPIシートも共有されていないと意味はない、貴社では全従業員に情報アクセスを提供しているか

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2012年12月7日金曜日

KPI管理日報の徹底

朝のミーティングに続いて重要なのは日報の配信です。理想的な状況は、朝のミーティング前に全ての前日の実績が入力され、その入力された日報を見ながらミーティングをすることです。

ただ部署単位は間に合っても全社単位では間に合わない事も多いと思います。その場合は、ミーティングごでもいいので”必ずコメントを入れて”全社配信しましょう。

単純な話で機会からレポートは必ず読まれなくなります。従い少々時間がかかっても担当者がKPIの変化に対するコメントを入れて、必要なアクションがあれば各チームにフォローアップを依頼します。そのアクションが実行されるまでフォローできるかが結果の善し悪しを左右しますので、抑えの聞く担当を入れてしっかりと実行しましょう。

2012年12月6日木曜日

朝のKPIチームミーティング

以前、毎日最後は実行力、徹底力が勝負の分かれ目だということを記載しましたが、その徹底力を強化する方法の一つが朝のチームミーティングです。朝始業時間になったら先ずはチームごとに集まって昨日のKPI、本日の目標KPIを報告し合います。3分程度の軽いもので問題ありません。

重要なのは各人がKPIを把握していること、そのKPIには結果KPIとプロセスKPIがあること。結果KPIの目標未達成は実はさほど追求する必要はありません。重要なのはプロセスKPIが未達の場合です。メンバーの中にプロセスKPIの目標未達のメンバーがいれば必ず理由を確信し打てる手をその場で打ちましょう。1ヶ月もすれば問題意識をもったチームが出来上がるはずです。

2012年12月4日火曜日

各個人がプロセスKPIを理解していますか?

以前プロセスKPIを紹介してから時間が経ちましたが、貴社でのプロセスKPIの浸透具合はいかがでしょうか?各社員が自分のプロセスKPIを理解しているでしょうか?

ここでおさらいしておきます。プロセスKPIとは結果KPIに結びつくために定量的に各個人がコントロールできるべきKPIとなります。例えば貴社でSEOが大事ただと決めた場合、結果KPIはオーガニック検索からの流入数となるでしょう。ではそのオーガニック検索からの流入を増やすためにSEO担当は日々何を心がけて、何を実行していくべきでしょうか?例えば、キーワード毎のページ作成かもしれませんし、必要なキーワードの収集個数かもしれません。このように、各担当が個人の努力でコントロールできるべきKPIを選び毎日トラックしていくことが、業績向上につながる重要なアクティビティとなるでしょう。

2012年12月1日土曜日

KPIは共有して初めて意味あるものに

よく現場の社員と話をして、あの数字のトラックングを開始して欲しいと依頼すると、それはもうやっていて、ここに保存してあると返答が帰ってくることがあります。

この事象には非常に重要なKPI管理の成功を左右させる要素が入っています。

覚えて頂きたいのが、「KPI管理を自分がやっている」と「共有している」というのは数段階レベルの違いがあることです。また「共有している」と、「理解してもらうよう努力をしている」は更に数レベルの違いがあります。ですので「KPI管理を自分がやっている」と「理解してもらうよう努力をしている」とは、雲泥の違いがあるということです。

従い、KPI管理を成功させる上で最も重要な要素は、情報の教育と、KPI管理の思想の共有ということになります。

貴殿の会社のレベルを一度俯瞰的に調べるところから始めましょう。


2012年11月30日金曜日

KPI管理ダッシュボードの作り方

エクセルで管理は始めたもののどのようなサマリーダッシュボードを作るか悩まれる方が多いようです。必要な要素は下記の7項目です。







先月の
1.KPI目標
2.KPI実績
3.KPIの達成率

今月の
1.KPI目標
2.KPI実績
3.KPIの達成率を現在の日にちに換算したもの
4.成長率


この7項目を設定することで、先月の実績はどうであったのか、先月に対して今月はどうなのか、特に現時点での日付の消費率を計算に入れた達成率に対して勝っているのか負けているのか、先月より成長しているのかを一覧で確認することが可能です。

次回以降それぞれの数値の計算方法をご説明致します。

2012年11月29日木曜日

KPI成長率定義の重要性

KPIを導入してしばらくすると、どの担当者も惰性となってきます。もちろん管理担当のあなたも惰性となりKPIが入力されていることに安堵を覚えてしまうでしょう。しかしそういう状況になったら今一度KPI管理手法を見直す時です。

特にある指標を追っている際に目標をつけたとします。一旦目標水準が達成されれば以後、誰も見ないKPIとなってしまうでしょう。従い、初めから担当者が安堵できないKPIを導入するのがミソです。

その代表KPIが成長率となります。売上を追うにしてもコストを追うにしても絶対値や比率ではいつかは水準に達してしまい安堵してしまいます。しかし、月間成長率や、昨年対比成長率をうまく指標に設定できれば、チームは自然と前月もしくは昨年対比で負けることが許せなくなります。ここまできて自走できればあとはきちんと目標のレビューを毎回することで、自走するチームができあがるでしょう。

2012年11月27日火曜日

KPIの成長率

「香川くん、KPIの中で一番大事なのは何かなあ?」
「はい?やはり結果を見るには売上で、プロセスを見るには訪問数とかでしょうか?」
「そうとも言うね。でもやっぱり一番大切なのは昨日より成長したかだと思う。なので、主要なKPIを抜き出して先週との比較、先月との比較、昨年との比較を実施することが大事なんだ。」
「ほう、」と、生返事な香川に対して草薙は続ける。
「各事業の成長度合いによって、週か月か年を決めるとするだろ。それぞれをWeek on week, Month on month, Year on yearと言うんだ。仮に年次での成長率を指標にするなら、大事な事は必ず昨年の実績を上回ること。事業にとって成長がガソリンで、ガソリンが無いと走ることもできない、つまり事業を持続することができなくなるんだ。」

さて、皆さんの会社でも、草薙のように事業の成長に合わせて成長の指標を決めましょう。成熟したビジネスでならYear on year、成長途上のビジネスならMonth on monthを選択することがベターでしょう。その上で、各主要KPIの年次もしくは月次成長率の一覧表を作成し、その成長率だけのグラフを一部用意すると、会社としての勢いと問題の在り処を明確に知ることができます。