KPI管理の意義がチームに浸透したら早速改善活動に入ります。改善活動に入る前に用意しておくものは下記の3点です。
1.KPIシート
2.業務フローチャート
3.アクションリスト
それぞれの詳細は追ってご説明しますが、重要なのは1.先ずはトラックすること、2.業務フローがしっかりと図解できていること、3.担当者を明確にして次のアクションをトラックすることです。特に業務の現状フローが分かっていないと次の改善につなげられないので改善したい業務に関しては一度フローチャート化することを推奨致します。
導入当初は先ずは週次の入力から始めますが、可能であればデイリーでの入力を促し、毎日見提出者をしつこく追求することが重要です。ここは通常従業員から嫌がられる仕事ですが、 KPI管理の意義をしっかり伝え、腰を据えて取り組みます。
KPIが入力され始め2週間が経つと先週との比較が見られるようになります。この段階で常に先週より成長しているかを気につける習慣をつけさせます。 目標値に及ばないKPIが必ず出てきますので、そのKPIプロセスの因数分解を実施し必ずアクションに日にちと責任者を明記し前担当者に情報共有します。
この一連のサイクルをいかに他社より早く実施できるかが勝負の分かれ目となります。それぞれの活動の品質をあげるヒントは逐次本ブログで共有させて頂きますが、先ずは業務を理解し、トラックし、 改善アクションを策定し実行する所謂PDCA(Plan, Do, Check, Action)を高速に回せる企業文化も含めた土台の構築を実施しましょう。
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